多汗症の症状の中で最も多いといわれるのが、局部性多汗症です。

その中でも多汗症でよく耳にするのが、手が汗でビショビショになる
というもので、これを「手掌(しゅしょう)多汗症」といいます。

体の一部分(掌や脇など)に異常な汗をかいてしまうのですが、
その大部分は精神的なものだといわれています。

精神的なものとは、緊張やストレス、その他なにかの外的要因が考えられます。

この記事では「手掌(しゅしょう)多汗症」についてご説明していきます。

まず手掌多汗症とは、特に緊張している訳でもないのに、
掌(てのひら)にびっしょりと汗をかいている状態のことです。

実は私もこの「手掌多汗症」で悩んでいました。

人と握手をするのが恥ずかしかったり、申し訳なかったりで、
異性と手を繋ぐことも出来ないほどでした。

よく緊張する場面などで「手に汗握る」といいますが、
これは自然な生理現象として知られていますよね。

でも、私は普段の仕事中に特に緊張する場面でなくても掌が汗ばんだ状態で、
それに急なプレッシャーがかかった時には、もう掌から汗が滴り落ちるほででした。

この記事を読んでおられる方もおそらくそのような方だと思います。

切実な思いが分かってもらえることでしょう。

この手掌多汗症の方の症状には、人によって大きな違いもあるようです。

例えば、手から汗が滴り落ちる方もあれば、
常に軽く湿ったような程度でおられる方もあります。

このように人によって症状も違い、原因も様々です。

いきなり治療や手術ということだけは、避けてくださいね。

自分がどの程度の症状かにもよりますが、
一度専門に相談されるのもいいかと思います。

以上「多汗症の原因 手」の記事でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。