汗は通常体温を下げるための働きをしてくれます。

運動をした後や暑い時などに反応するのですが、
多汗症は、これとは全くことなるものです。

汗っかきと似たようなな症状かと思いきや、
多汗症は、自律神経の失調や心因性のものなど

また他の病気が引き起こす諸症状だったりします。

わきがは臭いが原因で不快感を覚えますが、
多汗症は大量の汗によって不快感を覚えます。

しかも、尋常でない汗をかいてしまうことで、
人前にでることが恥ずかしいといったことで、対人恐怖症になったり、

周囲からの反応も悪くしてしまうことがあります。

そのような多汗症ですが、色々と種類があることが分かっています。

その中の一つ「全身」が多汗症というのがあるのですが・・・


これは、その現象とおり「全身性多汗症」といわれています。

全身性多汗症は、胸や背中、お腹、お尻、脚の大腿部など・・・

全身から大量の汗をかいてしまい、着ている衣服などベショベショに。


では、なぜこのように大量の汗をかいてしまうのでしょうか?

1.脳の視床下部にある体温調節中枢の異常

2.急性リウマチやバセドー氏病、結核、婦人病、更年期障害などの
病気によるホルモンバランスに変調をきたし発症

3.先天的な精神性発汗になりやすい体質や性格の遺伝、または
これらとの合併症としての現象。

このようなことが考えられます。

全身から大量の汗が噴き出る「全身性多汗症」かなと思った時は、
まずは、それぞれの専門医に相談し、原因を確定しましょう。

その上で、日々のケアで汗を抑えることが出来るのか?

また、生活習慣を変えれば改善できるのか判断することになります。


以上「多汗症の原因 全身」の記事でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。